先日11月27日に激安の御殿ことドン・キホーテより、プライベートブランド「情熱価格」より、「MUGA ストイックPC」という市場最安値のノートPCが発表されました(;=゚ω゚)=333
実はドン・キホーテは去年にもいわゆる2in1PC(タブレットにもノートにもなるパソコン)を発売しており、そちらも2万円で大ヒットとなりました。そちらは廉価なPCパーツやタブレットで有名な慶安(KEIAN)のOEM品です。
当時のドン・キホーテの2万円2in1モデルのPC Watchの記事はこちら
https://pc.watch.impress.co.jp/docs/column/nishikawa/1032178.html
上記の2in1PCはPCメーカー(店頭なASUSが強い)やショップブランド(ドスパラ)も似たようなモデルを販売していますが、当時の価格としては最安値と言ってよく非常にインパクトがありました。
(現在では最安値はドスパラのようです。使い勝手や品質を取るとPCメーカーであるASUSの廉価モデルが抜きんでますね。)
そして、今回発表されたMUGA ストイックPCは、普通の「ノートPC」です(`・ω・´)キリッ!
19800円(税抜)ながら14型ディスプレイを搭載し、FullHD(1920×1080)の解像度を誇ります。
っと言っても、ストレージに小容量のeMMCを搭載したネットPCの側面が強いです。
このノートPC自体がビジネス向けではありませんが、会社や学校などで使用されているいわゆるビジネス向けノートの廉価モデルのディスプレイは未だにHD解像度(1366×768)と低く、Officeアプリケーションを含むあらゆる作業で使い勝手が悪いことを考えると「ぐぬぬ!」と思う方も多いのではないでしょうか(´・ω・`)
私の推測ですが、このモデルも慶安(KEIAN)のOEM品だと思われます。
実は同社も14型FullHDモデル「KBM14HD」を販売しており、発売時に私も注目していました。
こちらは実勢価格3万円弱となっています。
【販売再開!】あのKEIANから普通のノートPCが登場だと|д゚)・・・!?
ここでは敢えて、ドンキPCと比べてみましょうw
■仕様(ドンキPC vs 慶安PC)
上記の表にはありませんが、パームレストの部分はドンキモデルはシルバー、慶安モデルは黒が基調となっています。
ベースモデルは同じと考えてよく、形状や質量、インターフェイス関係は全く同じです(゚∀゚)アヒャ
モジュールや実装チップで変更できる、メインメモリ、無線LAN、インカメラのみ仕様が変更されています。ドンキモデルの方が価格が安い分、コスト重視という形になっています。
メモリの容量を考えると慶安モデルの方がずっと快適でしょうが、この価格帯で1万円と価格差があるとなると話は別ですよね。市場最安値となるとコスパ重視モデルではなく、コスト重視モデルですからね・・・
■何に使えるの(´・ω・`)?
最安値モデルがゆえにボトルネックになる部分は結構あるのですが、その中でもストレージ容量がeMMC32GBと少ないのが厳しいところでしょう。
但し、インターネット=PCのみである時代とは異なりPCの用途も広がっている為、スマートフォン等のサブ用途として割り切れるなら結構使えると思います。
インターネット端末として
これが一番メジャーな用途ですよね。
WEB観覧はスマートフォンが主流になったとは言え、ネットショッピングをしたり、探し物をしたり、Blogなどに書き込んだり・・・ちょっと凝ったことをすると大画面&キーボード、スライドパッドによる操作の方が便利な場面が多いです。Youtubeやニコニコ動画などもスマートフォンより大きな画面で見られます。自分の部屋が狭い、或いは自室が無いお子様向けのパソコンとしても良いかも知れません。
WPS Office中心の簡易OfficePCとして
本機はKingsoftのいわゆる互換OfficeことWPS Officeがプリインストールされています。互換性はかなり高いことで定評がありますので、学生さんのOfficeソフト(ワープロ、表計算など)の練習やレポートの作成、出納帳や家計簿、簡単なポスターなどの掲示物作成に使用できます。
スマートフォン版のOfficeもありますが、まだまだ操作の点で難があることや、画面のイメージをそのままプリンターで印刷することを考えると、Windows環境の方が使いやすいと思います。
スマートフォンのバックアップ端末として
本機はeMMCなので保存領域は少ないですが、USB接続のハードディスクさえ買えば、スマートフォンで撮影した写真や動画をたくさん保存することができます。特に最近のスマートフォンは写真の画素数が増えたり、FullHDや4K動画も撮影できるため、ファイルサイズがとてつもなく大きくなるでしょう。そんなときバックアップ端末があれば保存場所に困りません。
注:恐らく本機のスペックでは4K動画の再生はできません。
本機には向かない用途
コスト重視モデルということもあり向かない用途もありますよ(´・ω・`)
・処理の重い3Dゲームや動画・画像編集(CPU、メモリ性能の不足)
・多くの保存領域が必要なパッケージソフトやオンラインゲーム(ストレージの容量不足)
・動画の配信(処理性能、インカメラの性能不足)
また、本機を使う上の注意点として、有線LANが搭載されていない点に注意しましょう。USBから有線LAN変換アダプタはありますが、無線LANで使う方がスマートでしょう。
■まとめ?
市場最安を狙ってきたドン・キホーテのノートPCは割り切れば結構用途はあると思われる。
スペック的には家電量販店でもよく売られている2in1のWindowsタブレットのローエンドモデルと同等で、タッチパネル機能を排除し、14インチのFullHDディスプレイを採用した形となるが家の中で使うからこちらの方が良いと思う。
最近は家にパソコンが無いという場合も多い。しかし、ネットで役所関係や確定申告、その他登録関係を行うとき、スマートフォンでは行えないパターンもまだまだあるので、そういった家庭向けには良いかも知れません。
パワーユーザーならリモート端末にしたり、Linuxを入れて遊ぶこともできると思います。
ただ、こんな安いノートPCが登場すると、
会社の上司や経営者から「これから、事務所で使うパソコンは2万円のやつで良いよね(`・ω・´)キリッ!」と言われそうでガクガク(((( ;゚Д゚))))ブルブルする人も居るかも知れませんw
まあ、流石にeMMCが32GBである時点で事務機として使うのもかなり厳しいと思いますが・・・
■用途別の格安PCについて
ドンキの2万円ノートも良いですが、低価格ノートやタブレットも色々あるのですよ(*'ω'*)
ドスパラのWindowsタブレット
ゲーミングPCで有名なドスパラですが、格安のWindows10タブレットも数多く販売しています。
執筆時に最安なのは特価品の「Diginnos DG-D08IW2L」で+オプションで専用のBluetoothキーボード一体型保護ケースを選択しても19980円(税込)となっています。
このモデルはタブレットですが、ドンキノートPCに比べるとディスプレイのサイズと解像度以外ではメリットが出てきます。
・eMMC 32GB → 64GBにUP!
・タッチパネル なし → あり
・ディスプレイ 14インチFullHD → 8インチ(1280x800)
・センサ類 なし → 加速度センサ、GPU付き
ストレージが倍増している為、画面の大きさにこだわらない、むしろ持ち歩きたいという方には最適だと思います。
↓ドスパラのWindowsタブレット購入ページ
ドスパラ:Windowsタブレット一覧
FullHDディスプレイ搭載ノートPC
HPの定番ノートPC。34980円(税・送料込)で15.6型FullHDディスプレイ搭載。
処理速度は速くはないですが、メモリ4GB、HDD500GB、DVDドライブ(書き込みOK)搭載のある意味普通仕様。4コアAPU搭載で( ゚∀゚)o彡°AMD!AMD!
↓NTT-X「HP 15-ba001AU 」購入ページ
NTT-X:HP 15-ba001AU ベーシックモデル 15.6インチ フルHD クアッドコアCPU搭載 ノートパソコン W6S90PA-AAYR
まあ、個人的には低価格モデルや、はじめてのPCには大容量のハードディスクモデルが良いと思いますけどね。(お金があるなら大容量SSDモデルですが・・・)
↓イオシスはアウトレットや中古パソコンの宝庫ですよ(`・ω・´)キリッ! スマホにも物凄く強い!
↓中古で良いならジャンクワールド(`・ω・´)キリッ! 保証付きノートが鬼のようにあるぞ!
実はドン・キホーテは去年にもいわゆる2in1PC(タブレットにもノートにもなるパソコン)を発売しており、そちらも2万円で大ヒットとなりました。そちらは廉価なPCパーツやタブレットで有名な慶安(KEIAN)のOEM品です。
当時のドン・キホーテの2万円2in1モデルのPC Watchの記事はこちら
https://pc.watch.impress.co.jp/docs/column/nishikawa/1032178.html
上記の2in1PCはPCメーカー(店頭なASUSが強い)やショップブランド(ドスパラ)も似たようなモデルを販売していますが、当時の価格としては最安値と言ってよく非常にインパクトがありました。
(現在では最安値はドスパラのようです。使い勝手や品質を取るとPCメーカーであるASUSの廉価モデルが抜きんでますね。)
そして、今回発表されたMUGA ストイックPCは、普通の「ノートPC」です(`・ω・´)キリッ!
19800円(税抜)ながら14型ディスプレイを搭載し、FullHD(1920×1080)の解像度を誇ります。
っと言っても、ストレージに小容量のeMMCを搭載したネットPCの側面が強いです。
このノートPC自体がビジネス向けではありませんが、会社や学校などで使用されているいわゆるビジネス向けノートの廉価モデルのディスプレイは未だにHD解像度(1366×768)と低く、Officeアプリケーションを含むあらゆる作業で使い勝手が悪いことを考えると「ぐぬぬ!」と思う方も多いのではないでしょうか(´・ω・`)
私の推測ですが、このモデルも慶安(KEIAN)のOEM品だと思われます。
実は同社も14型FullHDモデル「KBM14HD」を販売しており、発売時に私も注目していました。
こちらは実勢価格3万円弱となっています。
【販売再開!】あのKEIANから普通のノートPCが登場だと|д゚)・・・!?
ここでは敢えて、ドンキPCと比べてみましょうw
■仕様(ドンキPC vs 慶安PC)
メーカー | ドン・キホーテ | 慶安 |
---|---|---|
型番 | KNW14FHD-SL | KBM14HD |
CPU | ATOM x5-Z8350 | ATOM x5-Z8350 |
メモリ | LPDDR3-2GB | LPDDR3-4GB |
ストレージ | eMMC-32GB | eMMC-32GB |
ディスプレイ | 14.1インチ IPS FullHD | 14.1インチ IPS FullHD |
USB | USB3.0×1、USB2.0×1 | USB3.0×1、USB2.0×1 |
HDMI | Mini-HDMI×1 | Mini-HDMI×1 |
SD | MicroSD×1(MAX64GB) | MicroSD×1(MAX64GB) |
音声 | 3.5mmヘッドホンジャック | 3.5mmヘッドホンジャック |
無線LAN | b/g/n | a/b/g/n/ac |
Bluetooth | 4.0 | 4.0 |
スピーカー | 1W×2 | 1W×2 |
カメラ | インカメラ30万画素 | インカメラ200万画素 |
ディスプレイ | 14.1インチ IPS FullHD | 14.1インチ IPS FullHD |
OS | Windows10 Home 64bit | Windows10 Home 64bit |
Office | Kingsoft WPS Office | Kingsoft WPS Office |
バッテリー | 10000mAh 駆動約7時間 | 10000mAh 駆動約7時間 |
サイズ | 329×219×20mm | 329×219×20mm |
質量 | 約1200g | 約1200g |
上記の表にはありませんが、パームレストの部分はドンキモデルはシルバー、慶安モデルは黒が基調となっています。
ベースモデルは同じと考えてよく、形状や質量、インターフェイス関係は全く同じです(゚∀゚)アヒャ
モジュールや実装チップで変更できる、メインメモリ、無線LAN、インカメラのみ仕様が変更されています。ドンキモデルの方が価格が安い分、コスト重視という形になっています。
メモリの容量を考えると慶安モデルの方がずっと快適でしょうが、この価格帯で1万円と価格差があるとなると話は別ですよね。市場最安値となるとコスパ重視モデルではなく、コスト重視モデルですからね・・・
■何に使えるの(´・ω・`)?
最安値モデルがゆえにボトルネックになる部分は結構あるのですが、その中でもストレージ容量がeMMC32GBと少ないのが厳しいところでしょう。
但し、インターネット=PCのみである時代とは異なりPCの用途も広がっている為、スマートフォン等のサブ用途として割り切れるなら結構使えると思います。
インターネット端末として
これが一番メジャーな用途ですよね。
WEB観覧はスマートフォンが主流になったとは言え、ネットショッピングをしたり、探し物をしたり、Blogなどに書き込んだり・・・ちょっと凝ったことをすると大画面&キーボード、スライドパッドによる操作の方が便利な場面が多いです。Youtubeやニコニコ動画などもスマートフォンより大きな画面で見られます。自分の部屋が狭い、或いは自室が無いお子様向けのパソコンとしても良いかも知れません。
WPS Office中心の簡易OfficePCとして
本機はKingsoftのいわゆる互換OfficeことWPS Officeがプリインストールされています。互換性はかなり高いことで定評がありますので、学生さんのOfficeソフト(ワープロ、表計算など)の練習やレポートの作成、出納帳や家計簿、簡単なポスターなどの掲示物作成に使用できます。
スマートフォン版のOfficeもありますが、まだまだ操作の点で難があることや、画面のイメージをそのままプリンターで印刷することを考えると、Windows環境の方が使いやすいと思います。
スマートフォンのバックアップ端末として
本機はeMMCなので保存領域は少ないですが、USB接続のハードディスクさえ買えば、スマートフォンで撮影した写真や動画をたくさん保存することができます。特に最近のスマートフォンは写真の画素数が増えたり、FullHDや4K動画も撮影できるため、ファイルサイズがとてつもなく大きくなるでしょう。そんなときバックアップ端末があれば保存場所に困りません。
注:恐らく本機のスペックでは4K動画の再生はできません。
本機には向かない用途
コスト重視モデルということもあり向かない用途もありますよ(´・ω・`)
・処理の重い3Dゲームや動画・画像編集(CPU、メモリ性能の不足)
・多くの保存領域が必要なパッケージソフトやオンラインゲーム(ストレージの容量不足)
・動画の配信(処理性能、インカメラの性能不足)
また、本機を使う上の注意点として、有線LANが搭載されていない点に注意しましょう。USBから有線LAN変換アダプタはありますが、無線LANで使う方がスマートでしょう。
■まとめ?
市場最安を狙ってきたドン・キホーテのノートPCは割り切れば結構用途はあると思われる。
スペック的には家電量販店でもよく売られている2in1のWindowsタブレットのローエンドモデルと同等で、タッチパネル機能を排除し、14インチのFullHDディスプレイを採用した形となるが家の中で使うからこちらの方が良いと思う。
最近は家にパソコンが無いという場合も多い。しかし、ネットで役所関係や確定申告、その他登録関係を行うとき、スマートフォンでは行えないパターンもまだまだあるので、そういった家庭向けには良いかも知れません。
パワーユーザーならリモート端末にしたり、Linuxを入れて遊ぶこともできると思います。
ただ、こんな安いノートPCが登場すると、
会社の上司や経営者から「これから、事務所で使うパソコンは2万円のやつで良いよね(`・ω・´)キリッ!」と言われそうでガクガク(((( ;゚Д゚))))ブルブルする人も居るかも知れませんw
まあ、流石にeMMCが32GBである時点で事務機として使うのもかなり厳しいと思いますが・・・
■用途別の格安PCについて
ドンキの2万円ノートも良いですが、低価格ノートやタブレットも色々あるのですよ(*'ω'*)
ドスパラのWindowsタブレット
ゲーミングPCで有名なドスパラですが、格安のWindows10タブレットも数多く販売しています。
執筆時に最安なのは特価品の「Diginnos DG-D08IW2L」で+オプションで専用のBluetoothキーボード一体型保護ケースを選択しても19980円(税込)となっています。
このモデルはタブレットですが、ドンキノートPCに比べるとディスプレイのサイズと解像度以外ではメリットが出てきます。
・eMMC 32GB → 64GBにUP!
・タッチパネル なし → あり
・ディスプレイ 14インチFullHD → 8インチ(1280x800)
・センサ類 なし → 加速度センサ、GPU付き
ストレージが倍増している為、画面の大きさにこだわらない、むしろ持ち歩きたいという方には最適だと思います。
↓ドスパラのWindowsタブレット購入ページ
ドスパラ:Windowsタブレット一覧
FullHDディスプレイ搭載ノートPC
HPの定番ノートPC。34980円(税・送料込)で15.6型FullHDディスプレイ搭載。
処理速度は速くはないですが、メモリ4GB、HDD500GB、DVDドライブ(書き込みOK)搭載のある意味普通仕様。4コアAPU搭載で( ゚∀゚)o彡°AMD!AMD!
↓NTT-X「HP 15-ba001AU 」購入ページ
NTT-X:HP 15-ba001AU ベーシックモデル 15.6インチ フルHD クアッドコアCPU搭載 ノートパソコン W6S90PA-AAYR
まあ、個人的には低価格モデルや、はじめてのPCには大容量のハードディスクモデルが良いと思いますけどね。(お金があるなら大容量SSDモデルですが・・・)
↓イオシスはアウトレットや中古パソコンの宝庫ですよ(`・ω・´)キリッ! スマホにも物凄く強い!
↓中古で良いならジャンクワールド(`・ω・´)キリッ! 保証付きノートが鬼のようにあるぞ!
コメント